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クレンジングクリームの界面活性剤は悪なのか?という件について

クレンジングクリームの界面活性剤に過度に敏感になっていませんか?

界面活性剤不使用のクレンジングクリームや洗顔料を買っていませんか?

そもそも、界面活性剤とはなんなのでしょうか?

 

目次

 

 

 

界面活性剤とは

 

界面活性剤とはひとつの分子内に親水基と親油基をもつ両親媒性の化学構造をもつ物質です。

 

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普通は混じり合わない水と油を乳化によって混ぜ合わせることができるようにする物質です。
乳化とは水と油を均一に混ぜ合わせることです。

クレンジングクリームとはメイクの油分を乳化によって引き剥がすためのものです。

この際、メイクだけではなく、お肌の角質の油分まで引き剥がしてしまうことが
問題なのです。界面活性剤は、必要な油分とそうでない油分を区別すること
ができません。

界面活性剤が強いと、お肌の角質層の油分を奪ってしまい、肌を痛めてしまうことに
なってしまいます。

界面活性剤は絶対悪なのかというと、そうではありません。
界面活性剤を使わないと、化粧落としができません。

界面活性剤といっても、いろいろな種類があります。

アニオン界面活性剤
カチオン界面活性剤
ノニオン界面活性剤
両性界面活性剤

だいたいこのように分類されます。

ここで注意してもらいたいのが、
石油系とか植物系というのは種類ではない、ということ!!

界面活性剤は原材料がなんであれ、構造が同じなら
同じ界面活性剤なのです。

植物由来だから体にいい、なんてことはありません!

 

石油系はほとんどがヤシ油

 

石油系と呼ばれるもののほとんどが、ヤシの実の油からできているのです。

石油系合成界面活性剤には次のようなものがあります。

・ラウリル硫酸Na
・ラウレス硫酸Na
・ラウリルスルホン酸Na
・ラウリルベンゼンスルホン酸Na
・オレフィン(C12-C14)スルホン酸Na
・パレス-3硫酸Na

ラウリルってつくものが多いですよね。

これはラウリン酸からできています。

でも、これ、ヤシ油の成分なんですよ。

 

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ヤシ油は、100g中46.8gがラウリン酸。

ということは、石油系と呼ばれるものはヤシ油なのです。
石油系と植物系って相反するものじゃなくて、同じものなのです!!

だから、植物系の界面活性剤を使っているから
肌に優しい、っていうのはインチキなのです。

それに、そもそも界面活性剤を使わないとクレンジングが
できないのに、界面活性剤不使用なんていっているのは
まるきりのインチキです。

では、どういう基準でクレンジングクリームを選んだらよいのでしょうか?

それは、界面活性剤の量ですね。
あまり少ないと落ちがわるいですし、大量に入っていると
それは角質の油分を奪ってしまい、肌に悪いです。
その兼ね合いが重要ですね。それに他にどんな成分が入っているか
も重要な要素です。

 

私のおすすめ

 

界面活性剤不使用とか、植物系界面活性剤という言葉に騙されないでくださいね。

私のオススメのクレンジングクリームはこちらです。

 

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 ヴェレダアーモンドクレンジングミルク

杏仁豆腐の匂いがします。 

 

 

 

私も使っています。すっきりメイクが落とせて、
お肌も潤ったままです。
オススメです。

では、また、