アニメの主人公が中心人物と違う件について
つい最近まで、というかちょっと前まで
アニメは
主人公
サブキャラ
モブキャラ
で構成されているものとばかり思っていました。
中学生の子供ですよね。
それを覆す事件が起こりました。
魔法少女マドカ☆マギカです。これは事件でした。
とてもお気に入りで何十回となくみていて気がついて
しまったのです。
魔法少女マドカ☆マギカの本当の主人公は
中心人物が鹿目まどかであることに。
鹿目まどかがほむらフレームの中心にくるのは当然なのです。
物語の主人公=暁美ほむらが、フレームの中を
中心人物、鹿目まどかと自由に動き回っているので
最初は気がつかなかったのです。
左から2番目が主人公、暁美ほむら、
真ん中が中心人物、鹿目まどかです。
主人公は脇にいますね。
同じ構造は
女子高生の無駄遣いにもみられます。
ここでは主人公はヲタ。その中心には
輝いているバカがいるのです。
どこかで憧れていて羨ましいと思っていて
ずっとつるんでいるのでしょうね。
そんな主人公ヲタがフレームの中心に据えるのは
バカなのです。
ヲタはフレームの中に入ってきてバカとロボと
楽しそうにつるんでいます。
主人公はヲタ、中心人物はバカです。
これがちゃんと実写ドラマで再現できるか不安です。
ドラマでこの構造をあまりみたことがありません。
ドラマをほとんど見ていないからわからないのでしょうね。
この構造のドラマを見た人はいますか?
一番右が主人公、ヲタ、真ん中が中心人物、バカです。
ここでも主人公は脇にいますね。
これと同じ構造を持つものが
キラッとプリ☆チャンです。
これは主人公が虹の咲だいや、そのフレームの
中心には桃山みらいちゃんがいます。
桃山みらいちゃんはアニメの主人公にしては地味目な子。
でも、とっても優しい桃山みらいちゃんは
だいやちゃんからみればキラキラ輝いて
映るのです。だいやちゃんのフレームの中心には
キラキラ輝くみらいちゃんがいるのです。
主人公は虹の咲だいや、中心人物は桃山みらいです。
一番左が主人公だいや、真ん中が中心人物みらいちゃんです。
ここでも主人公は脇にいますね。
あなたの大好きな人は、あなたの物語の中では
中心人物です。でも、その物語の本当の
主人公はあなたです。
そしてあなたもまたあなたを愛する誰かの
フレームの中心人物なのです。
愛し愛されることで物語の主人公と
中心人物が入れ替わっていくのです。
近頃のアニメがこんな構造になっていると
知ってとても驚きました。
これから先に現れるアニメにも
こんな構造のアニメが見つかれば
楽しいなと思っています。
あなたも、こんな目でアニメをみたことは
ありますか?
こんな主人公 ≠ 中心人物の
アニメを探してみたら楽しいと思います。
では、また。