「アイカツ」は時代を先取り、特に「アイカツスターズ！」を見るべき理由

なぜ、前のアイカツシリーズの紹介をするのか？

それは、元々アイカツシリーズの中にあった友達大事要素が
急激に成長してきているからなのです。

最初の「アイカツ！」2012.10〜2016.3では
トップアイドルは神崎美月、ただ一人。
美月はクールビューティのアイドルです。
そのトップの座を目指して、主人公の星宮いちごが霧矢あおい、紫吹蘭
たちと出会い、競い合って、アイドル活動をしていくという
ストーリー。

ちょっと不思議なことがあります。

トップアイドル、美月には競い合うライバルやずっと昔からの仲良し友達が
登場しません。まるで、孤高のアイドルみたいです。

競い合うライバルもいないのに、トップアイドルになれたの？
って疑問が生まれます。

この疑問を解消する形で、「アイカツスターズ！」が生まれます。
四ツ星学園のトップは４人。４人は活動する分野が違っても
お互いをライバルとして意識し、競い合っていきます。

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主人公の虹野ゆめ、桜庭ローラは友達であると同時にライバルです。

女の子同士、友達でありながらライバル。

この友達というところを膨らませたのが、現在放送中の「アイカツフレンズ！」です。

「アイカツ！」では、一人一人の個性がつよく前面にでて、個性的なアイドル像
が打ち出されましたが、「アイカツスターズ!！」では、その途中での友達関係が
より重要視されていきます。

個性　　→ 友達

というように、「アイカツスターズ！」から流れが変わっていきます。
そういう意味で、アイカツシリーズの中で大きな意味を持ってくるのが
「アイカツスターズ！」なのです。

四ツ星学園のトップフォー、白鳥ひめ、如月ツバサ、二階堂ゆず、香澄夜空
の関係、二階堂ゆずと白銀リリィの関係、虹野ゆめと桜庭ローラとの関係
虹野ゆめと七倉小春の関係、といったように、個性は大事ですが、
それよりも友情に重きを置いています。

私は二階堂ゆずと白銀リリィの関係が好きです。まるで、水と油みたいに
見えるのに、すごく仲がいい。

エンディングの「So Beautiful Story」も大好きです。

何より、歌詞がいい。

ページをめくるたびに新しい君がいるね。

という部分がすごく好きです。endingでは、七倉小春ちゃんがそっと覗いているところ
がいいです。

なぜ、こんなことを書いているのか？

それはこれからの時代、友達力が成功の鍵を握るからです。

一人ではできることは限られているけれど、仲間がいれば
その範囲は広がっていく。それはビジネスの世界について
言えることです。

個人個人の能力が評価される時代から、仲間の手を借りて
成長していく、そうした能力が評価される時代なのです。

そうした時代背景を、「アイカツ」は先取りしているのです。

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