電波時計を買うなら、GPS電波時計より国内用電波時計が最強な件について
宙から時が降り注ぐ
空があればどこでもGPS電波を受信できる。
GPS電波時計かっこいいですよね。地球上のどこにいても広い空がある限り、正確な時間を刻み続ける。
目次
- GPS電波時計はGPS電波を強制受信しなければ正確な時刻を保てない
- アストロンの自動時刻修正とは
- GPS電波と送信所電波、どちらが便利?
- 電波の範囲
- 国内用電波時計、海外旅行ではどう使う?
- 私のおすすめはこちら
GPS電波時計はGPS電波を強制受信しなければ正確な時刻を保てない
GPS電波時計はGPS電波を強制受信しなければ、正確な時刻を刻めません。毎日、正確な時刻を保っておくためには、毎日、強制受信しなければなりません。時間にすれば、たった数秒でしょうが、それでも、それは毎日、機械時計のネジを巻くのと変わりません。シチズンの電波時計は、月差プラスマイナス5秒。それでも狂うのです。GPS電波時計を正確な時刻に保っておくためには、広い空がある場所にでて、ボタンを押して、GPS電波を強制受信しなければなりません。
アストロンの自動時刻修正とは
外出した時にダイヤルに太陽光が当たると自動で5秒以内にGPS電波受信を行う、太陽光を感知できなかったとしても、前回受信に成功した時刻を記憶していて、その時刻に自動受信を開始する。
でも、日中仕事で外にでなかったら?前回、受信に成功した時刻に室内にいたら?
そう考えると、自動時刻修正の機能って、本当に役立つのか怪しいですよね。
世界中、どこにいても正確な時を刻み続ける、そう言われても、毎日、強制受信しなければならないとしたら、案外面倒ですよね。
GPS電波と送信所電波、どちらが便利?
そこで便利なのが、以前からの電波時計。
- 福島県の大鷹鳥谷山にあるおおたかどや山標準電波送信所
- 福岡県と佐賀県の県境に位置する羽金山にあるはがね山標準電波送信所
2箇所からの電波を受け取り、時刻とカレンダーを修正します。
9時位置を電波送信所のある方に向けて窓際に置いておくと、午前2時と午前4時に自動的に電波を受信し、時計やカレンダーを合わせます。
これって、とっても便利ですよね。わざわざ時刻合わせをする必要がない。GPS電波時計は数秒でも時刻合わせが必要ですが、これは時計が勝手にやってくれる。ちゃんと方向を合わせておけば、失敗もなし。毎朝、勝手に正しい時刻に直っているんですよ。アストロンの自動時刻修正なんて不確かなものとは比べようがありません。
電波の範囲
この2つの標準電波送信所から発せられる標準電波は、日本どころか韓国、グアムでも受信できるみたいです。沖縄にいても受信できますね。
サテライトウェーブのCC7005-16Eは340,000円
それに対してアテッサのATD53-2841は50,000円
国内用電波時計、海外旅行ではどう使う?
シチズンの国内用電波時計(海外の標準電波を受信しない)は、海外に持っていった時に、時差修正という機能で、時刻を合わせることができるのです。観光で海外に行く場合には、そこまで正確な時刻は必要ないんじゃないですか?国内用電波時計の月差はプラスマイナス15秒。これくらいで十分じゃないですか?
時差修正はとっても簡単。時刻合わせではなく、1時間単位で、時差を合わせることによって、現地の時刻に修正されます。例えば、香港との時差はマイナス1。時差修正でマイナス1にすることで、香港の時刻に合わせることができます。正確な時刻がそれほど必要なければ、これで簡単に現地の時刻に合わせることができます。観光程度ならこれくらいで十分じゃないでしょうか?
ということで、GPS電波時計を買って、毎日時刻修正するなら、安いメインテナンスフリーの国内用電波時計で十分。結構、かっこいいですよ。
私のおすすめはこちら
では、また。